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耳の奥が痛いのはストレスが原因?【頭痛や耳鳴りに注意しよう】

<監修医師 豊田早苗>
耳

耳の奥が痛くなることはありませんか?見えないところのために、不安も大きくなりがちですよね。

今回は、耳の奥が痛い原因や対処法について解説していきます。

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耳の奥が痛くなる原因

 

ストレス

耳の痛みの多くは、ストレスが原因として考えられています。ストレスがかかると血行が悪くなり筋肉へ酸素や栄養が送られにくくなります。そこから首や肩の筋肉も固くなってしまいます。

 

現代社会では常に空気を読む必要があり、肉体的・精神的に疲れています。また、特に20代〜30代の若い世代で発症しやすくなっています。

 

耳掃除のやり過ぎ

耳あかをためすぎたり、耳掃除をやりすぎたりすると痛みの原因となります。耳掃除というものは難しいものです。耳あかをためすぎると、耳あかで鼓膜を圧迫し、痛みを感じることがあります。

 

また、耳掃除をやりすぎると耳の内部が炎症をおこすこともあります。耳掃除に使う、耳かきや綿棒が不潔だと底に付いていた雑菌が繁殖することもあります。

耳垢の安全な除去方法についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
耳垢が取れない!耳垢水を使えばゴッソリ取れる?

 

気圧の変化

急激に気圧の変化がおこると耳が痛くなることがあります。耳の鼓膜の中と外の圧力は均一に保たれています。

 

しかし何らかの原因で外からの圧力が強くなると鼓膜が内側におされてしまいます。このときに耳に痛みを感じることが多いのです。

 

リンパ節の腫れ

肩こりや首こりが原因で耳が痛くなることがあります。肩から首への筋肉は耳までつながっているので、肩こりや首こりの場合、耳まで痛くなることも多いようです。

 

長時間同じ姿勢をとっていた後に耳の痛みがある場合は、この可能性が高いでしょう。肩や首の周りにある後頭神経が圧迫されると様々な症状を招きます。

 

病気

耳の奥がズキンを痛かったりキーンと痛かったりと症状がわかれます。生活習慣が原因の痛みの場合や、耳の疾患の場合があります

 

長く続くようだったり、突然の激痛がきたりするときは早めに医療機関を受診しましょう。重大な疾患の可能性もあります。

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考えられる病気の可能性

 

メニエール病

メニエール病は完治が難しい難病です。メニエール病の初期症状は、

✅ ぐるぐると回転するようなめまい

✅ 耳鳴り

✅ 難聴(聞こえが悪くなる)

✅ 吐き気

✅ 頭痛

などがあります。多くの人にあらわれるのがめまいです。

 

ぐらぐらする横揺れのめまいでなく回転するようなめまいを感じたら念のため病院で診てもらうことをおすすめします。

【関連記事】
メニエール病の初期症状をチェック!【完治しないの?】

 

突発性難聴

突発性難聴は早期発見の場合完治する可能性が高い病気です。

✅ 耳になにかつまっている感じがする

✅ 耳鳴りがする

✅ めまいでぐるぐるした感じがある

などの初期症状があります。多くの人にあらわれるのが耳鳴りです。

 

おかしいと感じたら早めに病院へいくことをおすすめします。聴力が落ちてから48時間以内に治療を開始すると聴力を回復できる可能性が高まります。

 

中耳炎

中耳炎は耳の奥に膿みができてしまい痛みを感じる病気です。中耳炎になる原因は細菌に感染して炎症をおこすことです。

風邪などで免疫力が低下している時になりやすく、特にこどもは中耳炎になりやすいので注意が必要です。

 

顎関節症

顎関節症とは口が痛くて開きにくい、噛み合わせがわるく顎ががくがくする症状があることです。顎に過度の負担がかかる習慣をもっていたり、過剰なストレスで常にあごの筋肉が緊張していたりする人に起こりやすいといわれています。

 

痛みは耳の奥からはじまり、顔全体へ広がります。まずは歯科医院へ受診することをおすすめします。

 

他にも、耳管狭窄症、耳性帯状発疹、おたふくかぜ、外耳道炎、咽頭炎、後頭神経痛、イヤホンの長時間使用など、耳の痛みがあらわれる病気はたくさんあります。

 

早期発見で完治の可能性が高くなる病気もあるので、耳の不調の時は早めに受診しましょう。

治し方についてはこちらも参考にして下さい。

【関連記事】
顎関節症の簡単な治し方!えっ自宅で治せるの?

 

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耳が痛い時の対処法

 

冷やす

痛みをおさえるために冷やします。腫れあがっているところも冷やしていきます。

 

夏場であれば冷房を強めにして、身体全体を冷やすと痛みが緩和しやすくなります。温めると痛みを強めることが多いので注意しましょう。

 

痛み止め

辛い痛みがあるときは無理をせず、痛み止め、鎮静剤を飲みましょう。通常の座薬や飲み薬であれば問題ないと言われています。

ただ、胃腸に副作用がでるものもあったり、飲み合わせに注意が必要なものがあったりするので可能であれば医師か薬剤師に相談しましょう。

 

ツボ

耳の痛みをやわらげるツボを押す。ただし、痛みが強い場合や膿みがでている場合は、早めに受診しましょう。

✅ 頭竅陰(あたまきょういん)

→ 耳の後ろ側にある骨のふくらみの上にあるくぼみ

 

✅ 翳風(えいふう)

→ 耳たぶのうしろ、耳たぶの付け根にあるくぼみ

 

✅ 下関(げかん)

→ 耳の付け根から頬骨にそって指三本分あたりにある骨のくぼみ

 

安静

発熱や痛みがある時に安静にすることで痛みが軽減することもあります。

 

ただし、耳の痛みの場合で、安静にしていてもめまいや頭痛、手足のしびれなどがでてくると脳卒中をおこしている可能性があります。その場合はすぐに救急車を呼びましょう。

 

耳鼻咽喉科

痛みが長く続いたり、激しく痛んだりするときは早めに耳鼻咽喉科に行きましょう。耳の痛みは早期発見で完治しやすい病気もあります。

突発性難聴の治療までの道のりについてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
【重要】突発性難聴の初期症状チェック!完治までの期間!

 

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